横須賀未来創造クリエイターズディスカッション-part 3-

ヨコスカ

11月6日(再放送11月13日)に放送された、FM・BLUE 湘南横須賀未来創造クリエイターズディスカッションに、横須賀ジーンズ商会代表の石渡稔が出演しました。前回・前々回に続く、Part3。いよいよ、3人のトークは佳境を迎えます。

---(前回からのつづき)---

YOKOSUKA JEANSは勢いの賜物

番組ホスト・矢城監督(以下、矢城・敬略)  いやいや僕なんか自分でジーンズ作れたら、泣いちゃうね。そのくらい、ジーンズ作るってロマンですよね。

横須賀ジーンズ商会代表・石渡稔(以下、石渡)  僕はでも本当に勢いで会社作っちゃいましたから。横須賀ジーンズ商会って、はい。

番組パーソナリティ・石川和美さん(以下、石川・敬略)何かきっかけはあったんですか?

石渡  えっと、横須賀ジーンズ商会のきっかけ?

石川  はい。もともとやってみたいというのが先なのか、ジーンズが先なのか?

石渡  自分が穿くジーンズがないから作っちゃおうか!っていうところですね。そうしたら、いろいろなことが頭の中をよぎってきて、会社を作って。で、会社を作ってから、「やばい!どこの工場でジーンズ作ろうか?」って。そこですよね。

矢城  やっぱり、どんどんこう、一つずつ一歩ずつ前へ進んできたと。

石渡  考えただけで会社作りましたから。そこからいろんなところに手当たり次第に、作ってくれませんかって。連絡して。でも、なかなかどこの人間かもわからないし、コネもないし。電話したって相手にしてくれないじゃないですか

矢城  やっぱ職人の世界ですか、そこは、ジーンズの?

石渡  本当そうです。

矢城  やっぱり岡山が一番?

石渡  児島ですね、岡山ですね。倉敷もありますけど、倉敷は児島で作ったものが倉敷に入ってきて、倉敷のきれいな街で売ってますので。

矢城  なるほど。やっぱり児島が生産地としては日本一ですか?

石渡  児島ですね。

矢城  そういう意味でブランド化するという意味で倉敷の方に。

石渡  児島デニムもありますが、倉敷デニムもある。

石川  それを全くの素人で電話して、ジーンズ作りたいんですけど、という。(笑)

石渡  本当に勢いでやりましたから。

石川  それが実現してしまうのが、

矢城  そうですね。

石渡  いや、それが実現できるのがやっぱり今の時代なんでしょうね。いやいや、でも、何かをやろうと思ったら多分一番やりやすい時代じゃないですか、今って。いろんな情報もありますし。

矢城  ま、情報はね。でも情報があっても、一歩踏み出すというのは逆にこう、そうそうハードルは低くなってない気がしますけどね。

石渡  ハードルは低くないでしょうね。情報はありますけどね。

矢城  やっぱりそこに行くというのはすごい。

石渡  あとは自分の経験でどれだけ頭下げてできるかっていうのもあると思うんですけど。

矢城  やっぱり、どれだけみなさんに知っていただけるか、ということですよね。

石渡  本当に有難いですよね。こうして、ご紹介していただくのもそうですけど、SNSで応援してくれてる方もいらっしゃるので。電気工事屋の僕が作ってるんですよって。その中で応援してくれるっていう方がいらっしゃいますから、逆に感謝ですよね。

石川  やっぱりSNSはすごいんですね、そう思うと。

石渡  発信力はすごいですよね。受信力も。

矢城  そこに、さっきも言ったけど、ニッチなところに届いて行くっていう。

石渡  はい。

矢城  「俺もこういうの欲しかったんだよ」「やっぱりタック付きだよね」っていう人が(笑) ね。僕はあまりだけど。

石渡  監督の好きなものじゃないと思うんですけど。

矢城  でもそこにやはり反応する人たちがいっぱいいるっていうことは、それはやっぱりやってよかったんじゃないですかね。

石渡  ターゲット層ははっきり絞れますので、タック付きが嫌いな人は買わないですし、タック付きが好きな人は、「え?なにっ?」てまず見てもらえますよね。あと、ジーンズが苦手な人もこれだったらいいかなって。コアなファンというか、本当のジーンズ好きな方はこちらには近づかないでしょうけれど、ジーンズから離れた人やタックが好きな人には寄って来易いものですので、アピールし易いかなと思います。

攻めの横須賀

石川  ということで、YOKOSUKA JEANSということで、横須賀LOVEな石渡さんですけれども、横須賀の未来像を考える番組ということで、今後の横須賀はどういう風になって行けばいいと思うでしょうか?

石渡  あの、横須賀にいらしてくだっさい、来てください、っていうのも先ほども話しましたけどあると思うんですけど、横須賀から攻めに行くというのも面白いかな、と思います。攻めに行って、横須賀からこれを発信して、でも実物は横須賀にしか売ってませんよ、というのもアリじゃないですか。そういうきっかけになれば面白いかなって。

矢城  なるほど、攻める。

石渡  はい。

矢城  守りじゃなくて。

石渡  はい。

石川  食べ物は今までも、確かに海軍カレーとかネイビーバーガーとかご当地グルメとして売ってますけれども、ものとしてはあんまりスカジャンくらいしか思い浮かばないですものね。

石渡  もともと、監督は多分ご存知だと思うんですけど、昔よく使った言葉、「スカしてる」って言葉あるじゃないですか?あれ、僕が若いときに、「スカしてるの語源は横須賀なんだよ!」って聞いたことがあって。

矢城  へえ。

石渡  「え、ほんとに?」って、今の時代、ネットで調べるじゃないですか?でも語源は出てこないんですけど。

矢城  なるほど。

石渡  先輩たちに言わせると、横須賀=スカしてるは、横須賀のお洒落。

石川  ふーん。

石渡  ちょっとスカしてる、お洒落してるというか、気取ってるというか。昔は横須賀はそういうのが多かったから、横浜や都内の方から遊びに来ていて、「横須賀、洒落てるね。スカしてるね。お洒落だね。っていうのが語源なんだよ」って言われて。

石川  ほお。

石渡  確かかわからないですけど、でも嬉しいじゃないですか?そういう言葉って。

矢城  確かに、そういう時代はあっただろうしね。ジャズの発祥とも言われてるしね。

石渡  「スカしてる、横須賀」いいじゃないですかね。(笑)

石川  そうですね。思いもよりませんでしたね。

石渡  はい。

横須賀が一番カッコいい!

石川  なんか、横浜とか比べると横須賀は田舎とかダサいとか、今思ってしまうところが悲しいな、と思ったんですけど。ま、でもそういう風に、もっと南に行ったらもっとスカしてるよみたいな、そういういイメージ戦略どうですか、監督?

矢城  それは、やっぱり横須賀っぽさというか、まあ平気で多分横浜よりはカッコいいと思っているんでしょうね、みんな。

石川  あっ、今は?

矢城  うん。今でも。思ってますよね?

石渡  横須賀の人は横須賀大好きですからね。

矢城  うん。

石渡  はい

石川  思ってるんですか?みなさん。

矢城・石渡  (声を合わせて)思ってますよ!

石川  え!

矢城・石渡  (笑)

矢城  それは思ってますよ、ね。

石渡  はい、思ってます。

矢城  向こうは全然相手にしてないですよ、横浜の人は、横須賀のことを。でも僕らは、絶対そう思ってますよね、みんなね。

石渡  はい。横須賀の方がカッコいいと思ってますよ。はい。

石川  横須賀のミドルエイジのおじさまたちは、もう、横須賀が一番カッコいいと思ってる?

石渡  僕は思いいます。はい。

石川  思っている!ということなんですね。

矢城  それを今発信したいということでしょ?

石川  それを発信したいと、堂々と。自信を持って。

石渡  もう今の年代になって「あんまりカッコよくないね」って言われても、なんというか大丈夫、というか。若い頃だったら散々言われちゃうと落ち込んじゃうじゃないですか?(今は)言われれば言われるほど、自分の商品に自信持ってますから、全然負けないって。だって、僕は素人で、電気工事屋で、デザインをちゃんとしたところに持ち込んで、「是非、作ってください」って作ってもらっていますから、この商品を批判されたら工場が黙ってないですよね。

矢城  そういうことですよね。

石渡  (笑)デザインがカッコ悪いなって言われてら、すみません、僕なんでってなっちゃいますけど。(笑)

矢城  デザインもゼロから自分で?

石渡  はい。

矢城  パターンとか?

石渡  パターンはプロの意見も入ってますよ、もちろん。でも僕がシルエットこうしたい、とかいうところで飲み込んでいただいて、「いや、こうした方がいい!」とかっていう歩み寄りもあって。

矢城  それは、プロのデザイナーで?

石渡  縫製工場のデザイナーさんがいるので。

矢城  ああ、なるほど、なるほどそこの方といろいろ。へえ。

石渡  本当に良い方にやっていただいたので、良かったですね。

矢城  それで最終的に、最初「ジーンズじゃねえ」とか「作らねぇ」とかいって、最終的には気持ちが通じてやって頂いたわけじゃないですか?

石渡  はい。

矢城  で、出来上がったものに関してはどう?

石渡  出来上がったものは、あれですよ、工場で話題で持ちきりでしたって。

矢城・石川  おおおおお。

矢城  なんだこれは、みたいな。

石渡  向こうの、本場の方達が作らないものですから。作ってみたらすごいじゃんって。

矢城  意外と評判が良かったというか。

石渡  はい。意外とというか、え、僕がそんなにお褒めいただかなくても、というくらいに。

矢城  えぇ、それはなんか。

石川  やっぱり既成概念を打ち砕いたところが良かったんじゃないですか?

石渡  素人の僕が良かったんでしょうね。きっと。他のプロが作らないものを、きっと。

矢城  まあ、それもあるでしょうけど、作った商品としてはそこは別に関係ないでしょうから。商品としての価値というか、面白さを多分プロの人たちも認めたんだから。

石渡  はい。

矢城  それは誇っていい。

石渡  はい、自信を持って。

矢城  いや、楽しみになってきたな。本当にロマンなんだな。

ジーンズを死ぬまで穿こう!

石川  横須賀に行くと、オヤジがカッコいいらしいよ、っていう、それを発信したいですね。

石渡  いいですね。発信したいですね。

石川  SNSで。

石渡  はい。

石川  横須賀のオヤジは他と違うらしいよって。

石渡  (笑)

矢城  ま、女性も美人であってもいいよね。

石渡  そうですね、横須賀の女性、綺麗ですからね。

石川  また、そんな思ってもないようなことを空々しく。(笑)

石渡  (笑)

矢城  いやね、そういうこともあるよね。

石川  までも、美人といえば秋田美人とかそういうのはイメージですからね。

矢城  イメージ、イメージ。

石川  でも、「オヤジがカッコいい場所」と言われてもすぐ出てこないですものね。すぐに

矢城  あ、なるほど。

石川  そう。

矢城  どぶ板を歩いているオヤジがかっこいいとかね。

石川  そういうイメージを発信していって。

矢城  いいかもしれない。

石川  そうすると、YOKOSUKA JEANS穿くとカッコよくなれるらしいっていう。

石渡  (笑)

矢城  イメージですから。やったもん勝ちですよ。ほら、原宿に行くと若い子の。やっぱりドブ板はオヤジの。

石川  そうですね、カッコいいオヤジの。

矢城  聖地みたいな。

石川  良いオヤジのっていう。で、ジーンズは作業着だってお話があったじゃないですか?YOKOSUKA JEANSはお洒落着としての位置付けでやって行くんですよね?

石渡  お洒落着です、はい。

矢城  コインポケットもあるんだね。

石渡  はい。

石川  そう、だから、こう、若い時とは違うファッションを。

矢城  こだわるということだよね。

石渡  こだわり大事ですよね。

矢城  そう、ジーンズを死ぬまで穿こう!

石渡  (笑)

石川  監督はもう小学生の頃から。

矢城  もう死ぬまでのジーンズくらいの本数は確保しているんで。

石川  あ、そんなに持ってるんですか?

石渡  (笑)

矢城  はい、持ってます。「捨てろ」と言われています、家の人から。

石川  でも、Made in Japanの素晴らしい商品ですからね

石渡  はい。

石川  きっとこれはファンが増えてくることと思いますし。

石渡  ありがとうございます。

石川  また、横須賀ジーンズという、本当に横須賀の名前を良いイメージに広めてくれそうな。

石渡  まだまだこれから発信していきますから、僕。

矢城  本当ですね。頑張ってください。

石渡  ありがとうございます。

石川(アナウンス)今回のゲストは横須賀ジーンズ商会・代表取締役、石渡稔さんでした。横須賀から新しいジーンズブランドが生まれるというロマンにすっかり魅せられた様子の矢城監督。石渡さんは次なる展開を考えているそうですよ。【つべこべ言わずに穿いてみな。横須賀発ワンタックスリムジーンズ】堂々のデビューです。

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