横須賀未来創造クリエイターズディスカッション-part 1-

ヨコスカ

11月6日に放送(11月13日再放送)された、FM・BLUE 湘南横須賀未来創造クリエイターズディスカッションに、横須賀ジーンズ商会代表の石渡稔が出演しました。番組ホストで横須賀在住の映画監督・矢城(やぎ)潤一さんとパーソナリティの石川和美さんとの楽しいトークにより、横須賀ジーンズ商会の思いやYOKOSUKA JEANSの魅力、さらには石渡稔の熱い横須賀愛が存分に披露される放送となりました。放送を聞き逃した方々のために、文字に起こしましたので、盛り上がった3人のトークを是非お楽しみください。

 

横須賀未来創造・クリエイターズディスカッション

番組パーソナリティ・石川和美さん(以下、石川・敬略)今回のゲストは、横須賀ジーンズ商会代表取締役、石渡稔さんです。よろしくお願いします。

横須賀ジーンズ商会代表・石渡稔(以下、石渡)よろしくおねがいします。

番組ホスト・矢城監督(以下、矢城・敬略)横須賀ジーンズ商会…。

石渡  はい。

矢城  もうその、なんか名前だけでカッコいいですよね。

石渡   はい

矢城   やはり横須賀の名のつくジーンズを作りたかったと?

石渡  はい。

矢城  なるほど。これ、え、じゃぁ今まで、ないわけですね。横須賀発ジーンズっていうのは?

石渡  そう。僕が調べまして、横須賀の中のどのジーンズショップさんも作られてなかったので、やっちゃえ、とおもってやっちゃいました。

石川 (アナウンス)株式会社横須賀ジーンズ商会代表取締役・石渡稔。昭和41年横須賀生まれ。大津小学校を経て、昭和54年馬堀中学校に入学。1年後学区編成で大津中学校に転校。昭和60年工業高校を卒業し、関東化成工業に就職。およそ3年で退社し、電気工事屋になり、平成30年で28年。生まれも育ちも横須賀の、1966年、丙午生まれの熱い男が、許せなかったものが許せるようになる年齢になったことをきっかけに、横須賀の名を抱くジーンズが作りたくて2018年2月22日、横須賀ジーンズ商会を設立。かつて横須賀にあったタックのはいったジーンズをまた横須賀に蘇らせる。いまの自分の体型年齢でもストレスなく穿けるスリムジーンズが欲しい。そんなおもいで、石渡さんがはじめて作ったジーンズが、ワンタックスリムフィットジーンズ、YOKOSUKA JEANSです。

50歳を過ぎて横須賀発のジーンズブランドを立ち上げるという新たな挑戦を始めた石渡さんの原動力はどこにあるのか。番組ホスト横須賀在住の映画監督、矢城潤一がクリエイターの熱い思いに触れていきます。

ワンタックスリムフィットジーンズ

矢城  これ、ちょっと読ませてもらったんですけど、いわゆる横須賀ジーンズ商会がどういうものを作ろうとしてるのか。

石渡  はい。

矢城  ワンタックスリムフィットジーンズ?

石渡  はい。

矢城  これが、いわゆるみそというか?

石渡  そうですね。

矢城  石渡さんのこだわり?

石渡  はい。こだわりです。あの、僕らが若い頃、10代・20代の頃に横須賀の若いひとたちはタック付きのジーンズを穿いていたんですよ。

矢城  ほんとなんですね?

石渡  はい。そうなんですよ。

矢城  知ってます?

石川  あまり覚えてないですね。

石渡  あの、あまり良い言い方じゃないんですけど、昔でいうボンタンジーンズなんですよ。

矢城  あ、いわゆるボンタンのかたちの。

石渡  はい、昔のボンタンです。ちょっと言い難いんですけど、ボンタンジーンズって、タックがはいっていて、横須賀の若い人たちのあいだで当時は流行ってました。凄い穿きやすかったんですよ。普通のジーンズですと、ノータックで太ももまわりにまとわりついたりして、そういう感じがあって。なにか?って考えた時に、横須賀はやっぱりワンタックジーンズかな、と。

矢城  ふふふ(笑)

石渡  で、ボンタンジーンズ、幅が広くて太ももまわりが太くて。でも、ちょっとスリムになってもお洒落なおとなではないかな、ということでスリムジーンズにしました。

矢城  僕は出身が三浦なので、あまりそのおとながそのボンタンジーンズを穿いていたというイメージがつかないんですけど。

石渡  う~ん。おとなというか、10代~20代ですかね。

矢城  え!いわゆるそれは不良が?!

石渡  (笑)まあまあ。はい。

矢城  不良が穿いていたんですね。じゃあ。石渡さんの年代の?

石渡  はい。ですから僕が同級生の友達に「横須賀ジーンズ作った」と話した時に、「どんなジーンズ?」「太いの?」とかっていろいろ言ってきたんですけど、「ワンタックスリムジーンズだよ」って言ったら、「え!?稔、それって、ボンタンジーンズ?」ってすぐわかりましたからね(笑)。

矢城・石川  (笑)

石渡  はい(笑)。

矢城  じゃ、石渡さん自身も穿いていた、ということですね?

石渡  はい。穿いてました。

矢城  それは、えっと、中学~高校くらいの感じ?

石渡  そうですね。中学後半から、高校…。ま、でも20代前半くらいまで流行ってたんじゃないですか。

矢城  あ、そうですか

石渡  はい。

矢城  いやぁ、全然知らない。

石川  ケミカルウォッシュの、流行りませんでしたか、ジーンズ?

石渡  あぁ。でもそれは僕より、もうちょっと後の世代で。

矢城  ちょっと後ですかね。

石川  じゃあ、その後世代で、もうみんながみんなケミカルウォッシュ穿いてましたよ。中学校のときとか。

矢城  うん、確かにそういう時代、あったあった。

石渡  そうですね。ワンタックジーンズ、タック付きは一時の流行りで、やっぱりすぐ廃れてしまいましたね。

矢城  え?それは横須賀だけだったんですかね?

石渡  僕は、高校が工業高校で横浜だったんですけど、横浜のその高校の時もやっぱり向こう(横浜)の人も穿いていました。

矢城  穿いてましたか、へぇ。いわゆる学ランでボンタンっていうのはみんな穿いてたっていう(のは知ってますが)。

石渡  ジーンズでもあったんですよ。

矢城  へぇ。全然知らなかった。え?どの辺で売ってたんですか?

石川  (笑)

石渡  えっとねぇ…。でもみんな穿いてたんで、たぶん僕よりみんなのほうが思い出して言ってくれると思うんですけどね。

矢城  じゃ、普通の?ま、「やなぎや」さんとか?

石渡  「やなぎや」じゃないですね、僕は久里浜なので、久里浜でいうと、「のっぽ」とか「ひびの」っていうジーンズショップがあったんですけど、あの辺で確か買ってたと思いますね。

矢城  ああ。普通のジーンズ屋さんで。じゃあ、中央でいったら「グリーン」さんとか?ああいうところでも売ってたの?

石渡  どうですかね?「グリーン」さんとか。たぶん値段が、 僕らの若い人間にはちょっと手が出せない値段じゃなかったかと思うんですけど

石川  ちょっとお高めな感じがね。

矢城  まあそうね。あそこはね。そういうことなんだ。じゃその後、ノスタルジックな意味も含めて復活させたい、という思いが?

石渡  それはやはり強いですね。はい。

矢城  へえ。凄いですね。それを作っちゃうっていうところがね。

ジーンズらしくないジーンズ

石渡  今日も見本で持ってきてます。僕のジーンズは岡山の児島で作ってるんですけど、実際岡山の児島産ジーンズは、バリバリのリジットでセルビッチだったりするんですよ。やっぱりそういうのって芸能関係の方が穿いたり、ジーンズを穿いて育てていくっていう考えがある方だったらいいんですけどね。僕も今日このジーンズ穿いてるんですけど、すぐ誰にでも、ちょっと太ってきても穿けるんです。これがワンタックジーンズなんですけど。自己主張しないですよ、このジーンズ。スカジャンは”俺が!俺が!”って感じでやってますけど、YOKOSUKA JEANSは縫製の糸も全部同じ色でやってます。

矢城  確かに。ステッチも黄色とかですよね、普通は。

石渡  僕はなんにでも合わせられるようにしていて。タックもアウトタックではなくてインタックで、脚が細く見えるように。それも考えて作っています。

矢城  なるほど。いろいろこだわりがあるわけですね。

石渡  はい。

矢城  でもリベットだけみるとやっぱりジーズンだなって。リベットがなければちょっとね、ジーンズっていう感じしないですね。

石渡  そうですね。どっちかっていうとジーンズに見えにくいですよね。

矢城  でもそれにこだわりがあると。

石渡  はい。あります。

矢城  なるほど…。そういうことなんですね。

石渡  ほんとにジーンズが好きな人がたぶん受け入れられないジーンズなんですよ。

矢城  うんん…。

石渡  僕らみたいにジーンズを育てるっていう思いもなくて、ただ休日の時にパット穿いて出かけられるような。で、縫製の糸も黄色とか他の色を使っていないので自己主張しないので、なんにでも合わせられる、それを目指しています。

矢城  なるほど。いま聞いて思うのは、結局ボンタンジーンズを穿いた人たちにはものすごく受け入れやすいと思うんですけど、それ以外の人たちにはどう?

石渡  アピールの仕方ですよね?

矢城  そうですね。

(中略)

石川  (アナウンス)さて本当のジーンズ好きを自負する矢城監督。石渡さんのこだわりは矢城監督をYOKOSUKA JEANSを穿く気にさせることができるのでしょうか。YOKOSUKA JEANSのキャッチフレーズは、【つべこべ言わずに穿いてみな】。横須賀発ワンタックジーンズの魅力とは?

タックへのこだわり

石渡  世の中のボトムスは、いわゆるノータックが流行ってますでしょ?

矢城  まあ、そうですね。スーツなんかもみんなスリム系になってきてますね。

石渡  僕も小学校の時に大津グラウンドでラグビースクールに通っていた時に、今でもやってると思うんですけど。ラグビーやってましたから、太ももがパンパンなんですよ。ノータックのジーンズだと太ももがパンパンになっちゃうんです。スーツで歩いてる人みますと、太ももがパンパンの人いますでしょ?僕はあういうのあまり好きじゃなくて。いまだにタック付きです。なんでもタックが付いているものを探すというこだわりが。タックにこだわりがあります。

矢城  タックにね!

石渡  はい!

矢城  タックか。そうか…。タックについてあんまり気にしたことないです。

石川・石渡  (笑)

矢城  そもそもあんまりスーツを着ないから。なるほどね。そうか。そういうタック付きを穿きたくても、今は買えない、主流じゃないから。

石渡  あんまり販売してませんからね。

矢城  いやいやに、ピチピチで穿いてる人たちも多いのではないかと。その人たちの受け皿になるのではないかと。なるほどね。それはあるかもね。

石渡  ジーンズにこだわりがあるメーカーさんですと、どうしてもこういうのはジーンズとして認めないので…。

矢城・石川  (笑)

石渡  タック付きって言うのはジーンズとして認められないんですよ。

矢城  それはジーンズとして認めないって言われたんですか?

石渡  児島で、本当の縫製工場の凄い所でやってもらった時、デザイン出した時に、「石渡さん、これはジーンズって呼べないんだよ(泣)」「うちらは(これをジーンズとは)呼べないんだよ(泣)」「セルビッチの昔の機械で織ってごわごわのジーンズがジーンズだよ」って言うのをさんざん言われて。わかってるんですよ、僕も。

矢城  そんなことはわかっていて、それをふまえて、ね。

石渡  作りたくないって、はっきり言うんですよ。

矢城  え、それはないよね。

石渡  (児島産ジーンズを出して)これがほんとのジーンズですから。全然違いますでしょ?

石川  ごわごわな感じですね。YOKOSUKA JEANSは全然ごわごわしてないですね。いい感じ。

石渡  ストレッチ機能もありますから。

石川  こっちはもう、私が持ってるジーンズのごわごわ感と同じ。

石渡  全然違いますでしょ?もう育てるジーンズですよね。横須賀ジーンズは育てずそのまま気兼ねなく穿ける。

矢城  なるほどね。ほんとだ、凄いスリム、下の方が。

石川  だから、体型を気にせずにすぐに穿けて、なおかつ、スリムに見えるという。そこがポイントな訳ですね。YOKOSUKA JEANSは。

矢城 じゃあ僕みたいに最初からスリムだと関係ない?

石川  (笑)いや、わからないですよ。監督も歳を重ねるうちに。

矢城  (笑)まあね。

 

石川  (アナウンス)まだつべこべ言っている感じの矢城監督。石渡さんのYOKOSUKA JEANS アピールは続きます。

----(次回につづく)----

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